君の腕の中で眠る時まで
「ほう、それで?」

「俺はこれからも一緒に居たいと思っている」


「紀村家の娘だろ?」


腕を組み、ニヤリと笑った父親


紀村と言う名前が父親から言われ、一弥は目を見開いて茫然とした


「な…なんで…」


「さっき電話が来たぞ」
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