君の腕の中で眠る時まで
本家に比べれば小さな家だがこの地域の中ではかなり大きな家だった


車は門をくぐり抜け中に入った


車を降りると紀村家会長紀村章三が出迎えてくれた


「おつかれさん」


「西園寺ですお久しぶりです。突然来てしまいすいませんでした」


一弥は挨拶をすると章三は何もかも知っていたらしく驚きもせずにニコニコしていた

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