君の腕の中で眠る時まで
章三はもちろん、勇太も目を見開いて驚いた


まさか結婚という言葉がでてくるとは思っても見なかったから


「あ…優花はどうなんだ?」


「お兄ちゃん、まだわからない。でも一弥とは一緒にいたい
そして卒業したらここに暮らしたいと思ってる…お爺ちゃん良い?」


章三はまっすぐ優花を見た


「優花、その気持ちは本当なんだな?」
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