君の腕の中で眠る時まで
車のドアを開け始めに司が出る。


悲鳴が一段と大きくなった


そして司が車の中に手を伸ばすと
中から女の子が出てきて、一瞬静寂に包まれた。


その場にいた人は茫然と見ているだけだった


愛海は震えて俯いていたが、司が耳元で

‘俺の女だから自信持って前をむけ’


と言われ愛海は顔を上げた
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