君の腕の中で眠る時まで
~桐生愛海~
ーーー…


突然の事だった
父親から見合いすると


しかもあの人
南條司


高校入学した時から注目の人だった


長身で茶色の長めの髪をなびかせ鋭い目つきをして、黒髪のもう1人の男の子といつも一緒にいた


まわりはいつも女の子に囲まれていて
話すこと、近づく事も出来なかった
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