君の腕の中で眠る時まで
あの鋭く真っ直ぐな黒い瞳を近くで見たい


そんな気持ちを持っても近づく勇気なんてなく遠くから見ているだけだった


三年生になり同じクラスになっても距離は縮まることなんてなかった



しかし、夏の長いお休みに入って突然の父親の言葉に戸惑った
< 216 / 315 >

この作品をシェア

pagetop