君の腕の中で眠る時まで
当日、着物を着せられて料亭に向かった

個室に案内されるともう向こうの人達は来ていた


両親の横に座る彼
いつもは制服しか見た事しかなかったけど、今は黒いスーツを着ていてその姿にドキドキした


軽く挨拶をして目の前に座る
しかし一回もこちらを見てくれることはなかった
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