君の腕の中で眠る時まで
「ねえ」


俯いている上の方から聞こえた声から始まった


なぜ どうして いつから…


色んな声を浴びさせられる
それは恐怖しかなかった


耐えられなく司との約束を破り、立ち上がって教室を出た


探した…必死に走った


そしてなぜか図書室に吸い込まれるように入った
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