君の腕の中で眠る時まで
「…つかさ?」


あと数センチで唇が重なろうとした時
愛海に名前を呼ばれそのまま顔を愛海の肩にもたれかけた



「ハァ…愛海、ごめ」

肩から聞こえる司の声に愛海は戸惑った

「司?」


「…ちょっとこのままでいて」


愛海は司の…司は愛海の体温を感じながら静かな時を過ごした
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