君の腕の中で眠る時まで
心の中
「2人とも座って」

優花が一弥の横に移動してくれて二人の前に愛海と座った


「さて…」


さっきの仕返しとばかりに足を組みニヤリと口端を上げて笑う


「一弥、待ってくれ話すから先に愛海に食事させてくれ」


司が一弥に言うと


「愛海ちゃんって言うんだね。俺は西園寺一弥、こっちは紀村優花だよ。よろしくね。ご飯食べて良いよ」


目の前の2人が優しい目で見つめていて愛海は少し緊張が溶けてホッとした


「いえ、食事は後で良いです」
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