君の腕の中で眠る時まで
「うっ…」


「だけど…前から俺の事見ていたのか?」

「俺は…見合いの時からお前の事気になっていた。だから1ヶ月って言ったんだ。あのまま別れたくなかった」


「ううっ…司…」


司はゆっくり愛海の顔を上げた
泣きはらした顔を見てフッと笑い
手で涙をすくった
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