君の腕の中で眠る時まで
「優花がそう思うなら俺は反対しないよ。コンタクト取っても俺が側にいるから安心して」


一弥は目を細めながら優花の頭を撫でた

「優花、今コンタクト取って」


優花はコクリと頷きカバンからケースを取り出した


眼鏡を外し、そして黒いカラーコンタクトを取り一弥を見つめた


「…」


「一弥?」


一弥は真っ直ぐ優花を見つめ、無言で手を伸ばす
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