君の腕の中で眠る時まで
「ハァハァ…優花…ごめ…」


一弥は力を抜いて優花を抱きしめた


「一弥、大丈夫だよ。一弥気持ち凄い感じたよ」


優花を起こして膝の上に座らせ
片手で髪を撫でながら一弥は優しく見つめた


「もう司達は来そうもないから帰る?」

「うん」
< 274 / 315 >

この作品をシェア

pagetop