君の腕の中で眠る時まで
司と愛海は車に乗り込むと走り出した


「叔父様おはようございます」


「愛海ちゃん、おはよう、着物似合っているよ」


司の父親はニコニコしながら愛海を見た

「親父、俺達挨拶終わったらすぐ帰るよ」


「あぁ、わかった」

車は街並みを抜けて小高い丘の上まで上る


丘の上には大きなホテルが建っていた
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