君の腕の中で眠る時まで
「愛海ちゃん、ごめんね。少し司と挨拶に行きたいから1人でも大丈夫?」


司の父親が心配そうに愛海を見つめた


「はい、大丈夫です。ここで食事してます」


愛海はニッコリ微笑んでいても司は心配だった


「愛海、携帯持ってな。何かあったらすぐに電話して」


「うん」


そう言うと父親と司は前の方にいる人混みの中に入って行った
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