君の腕の中で眠る時まで
歩き出した2人と歓声をあげている集団を見つめていた優花はガクッと肩を落とし反対側を向き特別室に向かった


「…お腹いたっ…
トイレ寄っていこ」

用をすませ洗面所で手を洗いながら鏡の中の自分を見た


「こんな女なんてあの2人は相手なんかしないでしょ?殴られる覚悟で行ってこよ」


パチンと頬を叩き今度こそ特別室に向かった
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