君の腕の中で眠る時まで
「あ…」


優花はいつの間にか涙を流していた


「な…何でもない…ゴミが入っただけだから」


優花はかけていた眼鏡を取りハンカチで顔を拭いた


その仕草を一弥はじっと見て何かをかんじていた


司が優花の事を気にせずに特別室の鍵を取り出して開けて中に入る


一弥も優花も続いて入った
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