君の腕の中で眠る時まで
廊下を渡り二階に行く


特別室の前の壁に寄りかかった女がいた

近づいても気が付かない
寝てるのか?と思ったのは司も同じだったらしい


司が声をかけ俺もかけると、やっと気付いたらしく体をビクッとさせて目を開けて向いた


眩しかったらしく目を細めて見つめてくる
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