君の腕の中で眠る時まで
司が真っ直ぐ優花を見た


「お前、この学校来る前どこにいた?」

「…」
優花はビクッと体を振るわせた


「お前の家は?この学校の名簿にお前の身元などが何も記載されてないのは?普通有り得ないんだけど」


「……言いたくないしほっといて欲しい。こんな…女なんて…関わんなくたって貴方達には問題ないじゃん…」
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