君の腕の中で眠る時まで
一弥の家は俺の家とは違い古くからある家


華道や茶道を教えているから門をくぐると日本庭園が広がった屋敷だった


車を横付けすると奥から一弥が出てきた

一瞬見間違えたと思った


いつも肩まで長い黒髪は後ろで縛って眼鏡をかけて


制服は崩さず着て真面目な雰囲気の一弥
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