PURE ~ずっと忘れない~
「止めて!直樹君。

美月がいる前でしょ!?」


今の直樹君は、さっきまでの、冷静な気持ちが無くなってる…。


「亜紀、コイツのした事、許すのか?


そのせいで、お前の腕…。」


「美月…。悪かった!俺が弱かったせいで、お前を傷付けた。」


美月に猛君が、土下座した。頭を床に
擦り付けて…。


「もう…いいからぁ…。もう、分かったからぁ…。


無事、帰って来てくれただけで……。

それだけで、いいからぁ…。」


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