PURE ~ずっと忘れない~
自分ん家なんだから、堂々とすれば良いのに、何か逃げる様に家を出た。


自転車が欲しくて、ガレージに有る、あたしの赤い自転車の籠にボストンバッグを入れて、一気に

ペダルをふんで、直樹君のアパートに帰った。

「ふぅ~。」

額にうっすら滲んだ汗を拭いて、荷物を片付け始めた。

「いっけない!買い物行かなきゃ。」

実家から取ってきた自転車に乗って、近くのスーパーに行った。
< 165 / 302 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop