PURE ~ずっと忘れない~
そんな、直樹君を

ポカン口でガン見していた。

「もしかして、また俺に惚れたとか?」
ニヤリとしながら、あたしの間抜け面を見ていた。


「ちっ…違うもん!そんなんじゃ…ないし…。」

多分、あたしの顔はリンゴ位赤い筈…。
超、ヤバイかも。


顔が熱くて、直樹君を直視出来ないでいる…。

「早く、風呂入ってきな?

それとも…今抱かれる方がいい?」


耳元で、囁いてきた。

「もしかして…あたしで遊んでる?」


チラッと直樹君を見た時


「ブハッ!」思いっきり吹き出して、笑い出した。

「お風呂、行ってくるから、作っといてよね!」

そういって、お風呂場にダッシュした。

直樹君の、笑い声がこだまする中、お風呂に入った。
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