PURE ~ずっと忘れない~
「初めまして、中村亜紀と言います。

宜しくお願いします。」

軽く頭を下げた。

この、品物を陳列する部署は、8人しかいない、1番人数の少ない部所だ。

おばちゃんの多い中、若い子は男の子一人と、実にしけた部所だ。

「じゃあ、岡村君、君、中村さんに色々教えてあげて?」

「あ…はい。」

「宜しくお願いします。」

「こっちこそ。宜しくね。」


岡村さんは、今年21歳で、大学3年生。
冗談言いながら、色々、親切に教えてくれた。

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