PURE ~ずっと忘れない~
「もしもし、直樹君?もう帰るね。」
「おう、今から行くな。」
「うん。待ってる。」
電話を終えて、お母さんの元に帰る間、あたしは、家に帰ろうか悩み始めていた。
今ならきっと、あたしの居場所が、あの家に有る筈。
直樹君との生活も、あたしには大事だと思ってる。
でも…。
家が…、家族が恋しくなってきていた。
「おう、今から行くな。」
「うん。待ってる。」
電話を終えて、お母さんの元に帰る間、あたしは、家に帰ろうか悩み始めていた。
今ならきっと、あたしの居場所が、あの家に有る筈。
直樹君との生活も、あたしには大事だと思ってる。
でも…。
家が…、家族が恋しくなってきていた。