PURE ~ずっと忘れない~
「あのさぁ…亜紀。そのぉ……今まで、ごめんね?

正直、亜紀の家出…堪えたよ…。

まさか、そこまで、追い詰めてたなんて思わなくて…。」

「ううん…。お姉ちゃん。あたしの方こそ…。可愛くなくてごめんね?」

何年ぶりかに、お姉ちゃんと通じ合えた。

久しぶりに、お姉ちゃんに入れてもらった、オレンジジュースは、あの日と同じ甘い味がした…。


< 238 / 302 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop