PURE ~ずっと忘れない~
「亜紀さん?」

「あたしは、直樹君が総てなんです!

分かったの!人を本気で愛する事がどんな事か。

だから、一緒じゃなきゃ嫌なんです!」

パシンッ!!


右頬が痛かった。

「命を大事にしなよ!

あなたは、今辛いだろうけど、直の分まで生きて!

現実から逃げないで、生きるの!」

折れてしまいそうになってる心に、強く響いた。


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