PURE ~ずっと忘れない~
「もうすぐしたら、葬斎場へ直樹を運ぶわ。

だから、もう一回逢って行ってあげて?
明日、お通夜で、あさってがお葬式だから…。

これるなら来て?

お通夜が無理なら、お葬式だけでも…ね!?

あの子を見送ってあげて?両親には、私から話しをしておくから。」

突然のお姉さんの申し出に、心がいっぱいだった。

「有難うごさいます。

あたしも、直樹君の側に出来るだけ、ついていたいんです。
だから、凄く嬉しいです。」


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