PURE ~ずっと忘れない~
「お母さん…。来てくれて、有難う。」
「一言…お詫びをしたくてね…。

それが、ずっと心に引っ掛かってたの…。

こんな事になるならもっと、早く言えば良かった…。

もう…遅いわね。」
「ううん…。お母さんの気持ち、直樹君に伝わってると思うよ。」

「亜紀、車で待ってるね。ゆっくりしてきなよ。」

ポンッと、あたしの肩に、お姉ちゃんが手を置いた。


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