PURE ~ずっと忘れない~
「おはよぉ~。亜紀。」


このダルそうにしながら、あたしの所に来たのが美月(ミズキ)


高校入ってから出来た、唯一の友達。


髪を明るい茶色にそめて、キャバ嬢の様なメイクが特徴。


少しヤンキーが入っていて、姐御肌な人。

「おはよ~、美月。朝からダルビーして、どうしたの?」


「だぁ~って聞いて?

電車乗ったら入る場所無くてぇ、入口側で押されまくって、髪乱れたぁ~。」


「まぁ、これでも食べて、元気出しな?」

鞄から、ポッキーを出した。


「サンキュー。」


袋から、一本抜いて、美味しそうにほうばっていた。
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