PURE ~ずっと忘れない~
「別に、怒ってねぇけど…どんな親であっても、子供の心配してんだよ。
だから、そんな親に心配かけんな。」
直樹君…。
「分かった…。」
でも、それから電話はかかってこなかった。
やっぱり、どうでもいいのかなぁ…あたしの事なんか。
お姉ちゃんが出て行ったら、最後までさがすのかなぁ…。
「帰るか?」
「……。」
「ぼちぼち、帰らないと、遅くなったら帰り辛いだろ?」
ニコッと笑ってくれた。
「そうだね…帰るよ。」
駐車場まで、お互い無言で…。
家の前まで送ってくれた。
だから、そんな親に心配かけんな。」
直樹君…。
「分かった…。」
でも、それから電話はかかってこなかった。
やっぱり、どうでもいいのかなぁ…あたしの事なんか。
お姉ちゃんが出て行ったら、最後までさがすのかなぁ…。
「帰るか?」
「……。」
「ぼちぼち、帰らないと、遅くなったら帰り辛いだろ?」
ニコッと笑ってくれた。
「そうだね…帰るよ。」
駐車場まで、お互い無言で…。
家の前まで送ってくれた。