PURE ~ずっと忘れない~
花火当日。


里沙ちゃんのお姉さんが、美容師をしているからと、着付けやメイク、頭まで頼んでしまった。


「亜紀ちゃん、美月、久しぶりぃ~。」

「「久しぶりぃ」」

美月の案内で、店の前で待ち合わせ。


店に入ると、オシャレな感じで、店員さんも個性的な格好をしてる。


「姉貴!美月と、亜紀ちゃん。」


「美月ちゃん、こないだぶりぃ~。亜紀ちゃん、初めましてぇ~。里沙の姉の彩(アヤ)です。」


4個上の彩さんは、スタイル良くて、デニムのパンツを格好良く履きこなしていて、髪も軽いウェーブしてる。


「格好いい!マジ、ヤバイかも!!」


思わず、口にしてしまった。
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