最強ヤンキー☆
お兄ちゃんが役にたってるかは別だけど。
「魅羽、チョコクッキーちょーだい♪」
「あ、うん!はいっ!」
「ありがとー!で、どうしてバレたの?あ、監視カメラは切ったから大丈夫だよ」
「色々ありがとう!なんか、知らないヤンキーに声かけられて、昔から変わったなって言われたんだ」
「へえ…知らないヤンキーなの?例えば昔ボコボコにしたとか」
過去の記憶を振り返る。
「やっぱ知らないヤンキーだよ」
「そっか…」
チョコクッキーをかじりながら考え込む結菜。
私もポッキーを取り出して食べ始める。
「無視しとけばいいじゃん。家とか知られてないんでしょ?」