最強ヤンキー☆



「わかりました」



そう言って、零希君が歩き出す。



私の席の後ろに作られた、零希君の席。



ガタ…



零希君が座ったと同時に、樹希君が歩き出す。



女子達が、我先にと握手を求めている。



笑顔で握手する樹希君。



なんかもう、芸能人みたい。



樹希君が向かう先を見て、私は気づいた。



あれ、樹希君の席って…



「よろしく!」





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