最強ヤンキー☆
私はぶんぶん首を振った。
「俺、またやっちまったのか…?」
「そうだよ、兄さん」
「魅羽…迷惑かけたと思う…すまなかった」
「いいって!!それよりも詳しく説明を…」
「なんかあったのか…?」
「あ…壱耶!起きたの?」
「ああ…で、なんかあったのかよ?」
「えっと…」
口ごもる、樹希君。
さっきのことはあんまり知られたくないのかな?
だったら…
「何でもないよ?夢でも見たんじゃないかな?」