最強ヤンキー☆



「わかってる」



結菜は、私の横でまだチョコクッキーを摘んでいる。



そんなに美味しいのか、チョコクッキー。



「おい、聞いてんのか?」



「はっ?」



私はヤンキーの方を振り返る。



「聞く気あんのか?」



「あるわよっ!」



「じゃあ、言うぜ?」



「早く言ってよ!!」



「はいはい…魅羽」





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