最強ヤンキー☆
「何だい?高橋君」
「篠咲君が執事やりたいっていってます」
央眞の言葉に、みんなが一斉に壱耶を見る。
もちろん私も。
「ふぁ……な、何だよ?」
やっと起きた壱耶はキョロキョロと辺りを見回す。
「篠咲君、やりたいんですか?」
亮さんが壱耶に聞く。
「え、何が…」
「やりたいんですか?」
亮さんの無言の圧力。
「は、はい…?」
壱耶は頷いた。
途端にみんなが大騒ぎした。
「な、何なんだよ!?」