最強ヤンキー☆
パニクってる壱耶に事情を説明する。
「は?え…執事?」
目を丸くする壱耶。
私はこくっと頷いた。
「ふざけんな!ぜってーやんねぇからな!!」
壱耶はガタッと立ち上がって、央眞を睨んだ。
体育祭の時ので、みんなは壱耶がヤンキーだと知ってる。
でも…
「いいじゃん!やれよ篠咲~♪」
「絶対似合うって!!」
「写メらなきゃ~!!」
…すごいなぁ、このクラス。
怖がるどころか壱耶で遊んでるし。