最強ヤンキー☆
手、握られてるんですけど!?
「ちょ、手…うわわぁ!!」
「早く行かなきゃ置いて枯れるよ!」
はっ、走るの速いっ!!
「魅羽!私も行くっ!!」
ちらりと見えた結菜は、まだチョコクッキーをかじっていた。
「どんだけ美味いんだよ!チョコクッキー!!」
私の叫びは、結菜には聞こえなかったようだ…。
私は、男子に引きずられる感じで部屋に着いた。
「は、速すぎるよ…!」
走っていた結菜は汗だくだ。
「入るぞ」