最強ヤンキー☆



「す…」



ガッシャァンッ!!



響く大きい音。



え!?



私は慌てて音のした方を向く。



「なんだ!?」



壱耶も音のした方を見た。



床に落ちている2人。



「いってぇ…!」




頭をさすりながら1人が起き上がりかけた。



「ちょっ、重い!早くどけって!!」



もう1人が頭をさすっている方を叩いた。



「いって!叩くなよ!」



げしげしと蹴り合う黒い影。



「え…旭?拓兎?」





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