最強ヤンキー☆
央眞はみんなを見回す。
「お前らは大切な人の幸せ潰す気か!?暖かく見守ってやんのが筋だろ!?」
優真君が俯く。
目には涙が浮かんでいた。
尚はふぅとため息。
悔しげな表情を浮かべる零希君と樹希君。
凪君、朔君、陵は黙ってただ頷いた。
「ごめん、央眞…」
「俺ら間違ってた」
旭と拓兎が、ゆっくりと立ち上がる。
「…わかればいいよ、俺こそ、殴って悪かった」
央眞は自分の頬を指差した。
バキッ!
ベキッ!