最強ヤンキー☆
結菜に手を振ってから、私は央眞の家に向かった。
結菜、多分気づいただろうなぁ。
そう、今日は決戦の日。
壱耶は戦わなくていいって言ったけど、やっぱり気になる。
「やっと着いた…」
もう汗だくだよ。
カードキーがないので、インターホンを使うことにした。
ピンポーン…ガチャ
『どなた様でございましょうか』
「あのっ、私中嶋 魅羽っていうんですが…」
『魅羽様でございましたか、どうぞお入りください』
「ありがとうございますっ」
『いえいえ、お気になさらないでください』