鬼と龍
一時間目の授業で、凪と逢は一番後ろの席で隣り同士。
その前の前の席に蘭々が座っている。逢は、ジッと見ていた。蘭々の席が隣りとくっついていて、真ん中に教科書を置かれていた。
逢が
(なんだよ。アイツ、あの転校生!!蘭々にくっつきすぎだ。)
凪が小声で、
「逢。どうしたの??あの転校生気になるの??」
「………いいや。」
「何。気になるなら、素直に言えば。」
ちょっとムッとして
「気にしてない!!」
凪も機嫌を悪くして
「気にしてる!!」
「してない!!」
「してる!!」
先生が
「逢!!うるさいぞ!!仲が良いのは分かるけど、
ココ解いてみろ。」
クラスに笑いが起る。逢と凪が顔を赤くする。
逢が立ち上がって問題を見る。
契約者になってから、学校を休むようになっていたため、まったく分からない。
(ヤベ~!!わかんね~。)
成績が良い凪をチラッと見るが、手助けしてくれない。
(この~高飛車!!)
素直に
「………分かりません。」
その前の前の席に蘭々が座っている。逢は、ジッと見ていた。蘭々の席が隣りとくっついていて、真ん中に教科書を置かれていた。
逢が
(なんだよ。アイツ、あの転校生!!蘭々にくっつきすぎだ。)
凪が小声で、
「逢。どうしたの??あの転校生気になるの??」
「………いいや。」
「何。気になるなら、素直に言えば。」
ちょっとムッとして
「気にしてない!!」
凪も機嫌を悪くして
「気にしてる!!」
「してない!!」
「してる!!」
先生が
「逢!!うるさいぞ!!仲が良いのは分かるけど、
ココ解いてみろ。」
クラスに笑いが起る。逢と凪が顔を赤くする。
逢が立ち上がって問題を見る。
契約者になってから、学校を休むようになっていたため、まったく分からない。
(ヤベ~!!わかんね~。)
成績が良い凪をチラッと見るが、手助けしてくれない。
(この~高飛車!!)
素直に
「………分かりません。」