鬼と龍
凪が、銃を構えながら、
「あんたの攻撃だって、私にきかない。」
夜叉が笑う
「それは、どうですかね??」
そう言うと、青い刀が白い虎の模様に変わる。
「白虎剣!!」
刀を振り落とすと、白虎の爪のように凪を切り裂く。
夜叉が
「まだです!!朱雀剣!!」
刀がまた鮮やかな朱色に変わる。
刀から炎の翼が飛ぶ。「ブァイル」
雷の檻を創る。
(しっかり鼓動と合わせたつもり、これなら……)
翼がいきなり軌道を変えて、雷の檻の薄い部分に攻撃した。檻が破壊される。
凪が驚いた顔する。
「リース・キガン」
召喚龍を呼び出して、
「なんとかならない??」

夜叉の刀が黒く染まる。
「玄武剣。」
黒い刀を振ると刀から氷の塊が凪に向う。

召喚龍が
「僕は、龍神に仕える召喚龍だよ!!あれくらい……」
そう言うと、小さな電撃が的確に向ってくる氷の塊を壊していった。
召喚龍が
「ジクルだして!!」

凪が
「ジクル」
雷の槍ができる。召喚龍がそれを持って、自由自在に使う。
ネオが
「凪、アイツが時間を稼ぐ。アレを……」

「いいの??」

「アレしかないだろう。」

凪が
「分かった。」

召喚龍が夜叉と闘う。
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