鬼と龍
召喚龍が闘っている最中に凪がしっかり銃を構える。
(明鏡止水で、)
「ライカ」
銃から電撃がでない。代わりに銃が、弱々しく光り出す。

(アイツのエネルギーが切れたか??)
シュラが
「まさか!!」

「何??」



「ジクル」
雷の槍がでない。光りが銃全体から発せられていた。
夜叉が召喚龍と闘いながら
「なんだ??あの光は??」
刀を振り落とすも、召喚龍の電撃の槍が邪魔をする。

「ブァイル」
雷の檻がでない。さらに光りが強くなる。
(苦しい。ものすごいエネルギーが銃に!!でも、アイツを倒すために。)

夜叉に槍で突く、しかし玄武の鎧の前には、キズすらつかない。
動きが止まった召喚龍に
「邪魔だ!!どけ~。」
(あの光り、嫌な予感がする。)

刀を振り落とそうとした。

「リース・キガン」
夜叉の目の前にいた召喚龍が銃に吸い込まれた。
凪の体が帯電する。
夜叉の刀が、透き通った淡い青い色に変わる
「四聖獣の一つ、龍の王!!青龍よ。力を我に!!青龍剣!!」
刀から淡い青色をした龍が現れて、凪に向う。

逢が
「ヤバい。」
シュラ
「大丈夫だ。たかが龍の王だ。」

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