鬼と龍
「う、う~」

逢が目が覚めて、シュラが、珍しくまじめな感じで
「大丈夫か??」

体をあちこち動かしてみて、手に傷みたいのがあるだけで痛くなかった。
「うん。大丈夫!!契約者の回復力ってすごいな。」

「そうか。」

「ところで、ここどこだ??」

どこか品のある声で、「学校の屋上!!私が連れきた。」
同じ制服をきたさっきの女の子がいた。
「あんたは??」

「私は、龍崎 凪(リュウザキ ナギ)。契約者よ。契約したのは、」
キレイな声で、
「竜神界の龍、ネオだ。電撃の技を使う。」
「そう言うこと!!お前のことは、そこのシュラから聞いた。」

(なんか男勝りの子だな。凪って子なんかいたっけ、学校に??)
< 21 / 222 >

この作品をシェア

pagetop