鬼と龍
力を抜いて、闇が消えて元の刀に戻った。
刀も自然と消えた。

解が、すごい息切れをしていた。
(大変そうだな。)

「解~!!」
いきなり解に走ってとびついた女がいた。

「大丈夫??」

「ああ。」

「お願いだから、もう無理しないで!!」

「ごめん!!俺はどれくらい強いか知りたいから、それまでは……」
頭を撫でて言う解の顔は優しい顔していた。
「うん。……わかった。」

(この女なんだろ??)
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