鬼と龍
(相変わらず、強いな。)

凪の姿に目を奪われてしまった。

次の瞬間、別の桁が違う違和感を感じた。
凪と逢が影の方を見る。
近くに大人のドレス姿の女性が赤い鞭を持って立っていた。
「すごいわね!!お嬢ちゃん!!」
凪が
「誰??」

「私??……女帝のアテム!!シルバークラス!!」

(またシルバー??)

「今日は、あいさつだけだから、安心して!!すぐに殺したらつまらないでしょう。」

凪が睨み付ける。
「でも、あいさつだけじゃつまらないから、」

そう言うとアテムは鞭でさっき飛ばされた影を叩いた。

影の身体が紅い炎になった。
アテムが
「じゃ~ね。」

体が紅い炎になった影は、凪に襲ってきた。
凪はまた拳銃を構えて撃った。
だが、炎の爪で消された。

凪が驚いた顔して突っ込んでくる影を避けた。
(パワーが上がっている??)

凪は、
「ライカ」
電気の球を出した。影は炎の球でそれを相殺した。
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