鬼と龍

朝日が窓から逢の目に当たり目が覚める。
（よく寝た。体力使うだな。技って。生命エネルギーのコントロールはうまくできないとマジヤバいな。）

逢は、そんなことを考えながら制服を着た。
そして、いつもの堤防の上で蘭々に会う。

蘭々
「おはよう。」

逢
「あぁ、おはよう。」
（蘭々の笑顔にいつも癒されるな～、凪のヤツはいつも厳しいからな～、って何比べてんだ??俺??）

蘭々が、変に慌てた逢を見て
「変なの!!」

「ちょっと考えことしてたの!!」

そして、クラスにつくと、凪は机で寝ていた。
（昨日戦いで、結構やられていたからな!!）
凪の寝顔がいつもの厳しい顔でなく、とてもキレイだった。
逢がその寝顔に目が向いて凪は、目を覚まして、
「何よ??逢??」

「いや、何でもないです。」

そう言うと凪はまた寝た。
（相変わらず偉そうだな。でも、名前で呼ぶってことは、少しは認めてくれたのかな??）
と考えながら席についた。