鬼と龍
確かに当たったはずなのに、アテムはただ立っていた。まるで、何もなかったように!!
(アテムの能力ってなんだろ??)

アテムが笑いながら、
「フフ、あなた??まだちゃんと力を使えてないようね。」

(凪ですら??)

下唇をかんで何も言い返さなかった。

アテムが、手に持っていた黒い鞭で凪のことをバシンと音を発てて叩いた

凪は声もあげないように我慢していたが、叩かれた所がなぜか火傷を負っていた。

(アテムの力は炎か!!)

紅い炎の鞭になっていた。
逢が、
「鬼斬闇!!」
と叫び刀が漆黒の色になった。

思い切り踏み込んだ。
< 48 / 222 >

この作品をシェア

pagetop